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zoom RSS 赤の広場で阿波踊り!想像以上にきつかった【写真】

<<   作成日時 : 2017/03/08 12:50   >>

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2009年から、赤の広場で毎年行われている国際軍楽フェスティバル「スパスカヤ・バーシニャ」の準備が今年も着々と進んでいる。ロシアを代表する一大イベントとあって、開幕までまだ150日以上あるにもかかわらず、カウントダウンが始まっている。バーシニャとは「塔」の意で、クレムリンの数ある塔の中でも、時計がついていて赤の広場に面している一番有名な塔がスパスカヤ・バーシニャだ。
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名前の通り、各国の軍や治安部隊の楽隊が主に参加し、勇ましい行進曲や勝利を鼓舞する音楽が披露されるのだが、軍とは無関係の参加団体もある。日本からは2013年に岩手からの盛岡さんさ踊りチームが初参加。2015年には秋田の竿燈まつりのチームが参加し、東北勢が日本の伝統芸能でモスクワっ子を魅了してきた。そして2016年、とうとう徳島の阿波踊りがモスクワに上陸した。

「スパスカヤ・バーシニャ」への出演依頼を受けて、40名からなる精鋭の踊り手、選抜チームがモスクワへ派遣された。徳島にはたくさん阿波踊りの「連」があるが、中でも最多7人のメンバーを送ったのは、徳島で人気ナンバーワンと言われる「阿呆連」である。阿波踊りの人気は海外でも高まっており、これまで阿呆連はパリやカンボジア、シンガポールなどで海外公演を行ってきた。スプートニクは阿呆連の立川真千(たてかわ・まさゆき)さんに、話を聞いた。

軍楽祭は夜に行われるので、立川さんたちは午前中、パヴェレツキー駅前広場や全ロシア博覧センター、ヴェーデンハーで踊りを披露した。駅前広場には人だかりができ、告知を見て来た人も少しはいたが、ギャラリーの9割方は純粋な通りすがりの人だった。立川さんは「通行人の方たちが踊りの輪に入ってくれて嬉しかったです。むしろ、誘わなくてもどんどん向こうから来てくれました。ロシアは怖い国というイメージがありましたが、実際に行ってみると普通の外国という感じで、街も綺麗ですし、すぐにとけこめました」と話す。阿波踊りは、踊り好きのロシア人の血を騒がせたようだ。

しかし赤の広場で、試練が立川さんたちを襲った。赤の広場は石畳だったのだ。しかも敷石はかなりごつごつとしていて、それぞれの石の高さもまちまちである。

立川さん「間近で空砲が撃たれたり、世界の軍人さんに囲まれたりして、ちょっと怖かったです。石畳には苦戦しました。阿波踊りは、男性は足袋のみ、女性は下駄で踊ります。いつもなら女性は下駄のつま先で立つように踊るのですが、赤の広場では転ばないように意識を足全体に集中させ、石の間に入ってこけてしまわないようにしました。男性は…痛いのを我慢です」

世界の出演者の中には百人、二百人が同時に出演する楽隊もあったが、阿波踊り選抜連はわずか40人。しかし全く見劣りすることなく、超満員の観客から拍手喝采を浴びた。阿波踊りのパフォーマンス中、聖ワシリー大聖堂(赤の広場にある、玉ねぎ型ドームをもつロシアで一番有名な教会)の両脇には日本の美しい景色がプロジェクションマッピングで映し出され、幻想的な雰囲気を作り出した。VIPゲストとして招かれたハリウッドのアクション俳優、スティーブン・セガールさんも阿波踊りの美しさに感銘を受け、立川さんたちに「一緒に写真を撮って欲しい」とお願いしたほどだ。

選抜連のメンバー

© 写真: 阿呆連

選抜連のメンバー
本番と本番の合間に必死で栄養補給し、文字通り朝から晩まで踊り続けた。肉体疲労に加えて脚もパンパン、赤の広場から控え室が遠すぎ、移動も大変。夜中も大渋滞で、なかなかホテルに帰りつけない…。このような調子で、メンバーの中では「あれほどきつい遠征はなかった」と伝説になったモスクワ行きだったが、立川さんは「本当に良い機会でした。首脳クラスの賓客しか入れないと言われるクレムリン宮殿にも入ることができました。次に行くチャンスがあれば、名所を見たり、本来のロシア、モスクワに触れられる時間が欲しい」と話す。

2017年の「スパスカヤ・バーシニャ」は8月26日から9月3日まで。出演者はまだ一部しか発表されていないが、今年も日本の伝統芸能がモスクワで見られることを期待したい。

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